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生涯未婚率上昇時代のシニアの恋愛

昔は10代で結婚する人も珍しくありませんでした。大昔の話をすると、いまの小学校高学年や中学生程度の年齢で結婚する人も当たり前にいたものです。そのころとは平均寿命が全然違うという背景もありますので、比較してどうのこうのとは言えないかも知れません。しかし、現代は明らかに晩婚化しており、恋愛市場も停滞していると考えられます。こんな時代だからこそシニアの恋愛を推し進めるべきです。

昔は結婚してからが恋愛の始まりだった

10歳そこそこで結婚する夫婦には相手にかかわらず恋愛期間があるはずもありません。それ以前に、結婚相手とさえ挙式当日に初めて顔を合わせるという状態が普通だった時代もあります。これは昭和に入っても結婚年齢こそ下がりましたが似たような状況は多かったようです。

親同士が決めた結婚相手であり、そこに恋愛の要素は皆無というわけです。まだ見合い結婚の方が多少は相手を見る余裕もあったでしょうし、結婚までの時間に愛情を育てる可能性もあります。

親の決めた結婚にしろ、見合い結婚にしろ、好き同士になって一緒になるわけではありません。しかし、夫婦となって暮らす以上、単なる同居人というわけにもいきません。心配するまでもなく、男女が一緒に暮らしていれば自然に恋愛感情も芽生えるというもので、多くの夫婦が結婚してから生活の範囲内ではあるものの恋愛期間に似た時間を送ったことは間違いないでしょう。

もちろん、中には配偶者という存在として割り切った夫婦関係も少なからずあったようですが、それが多数派になることはなかった筈です。始まりは何であれ、男女には恋愛が必要なのです。

生涯未婚率の上昇と恋愛

ところが、見合い結婚でさえ衰退し恋愛結婚が主流となった現在では、婚姻年齢の上昇だけでなく生涯未婚率も増えているようです。(お見合いパーティーなんてものもありますが、あれも恋愛結婚の一形態であり見合い結婚ではありません。)

恋愛の延長線上には少なからず結婚という形があります。にもかかわらず結婚しない人が増えるということは、恋愛そのものが減少していると考えざるを得ません。

いい方を変えれば恋愛の仕方がわからない若者が増えているのでしょう。いますぐこの状況を変えることは難しいでしょうが、若年層で恋愛ができないのならシニアになって恋愛をすれば良いのです。

若いころにできない者が年齢を重ねて恋愛できるのかという疑問もあるでしょう。しかし、歳をとるということは様々なステージで経験を重ねるということです。その応用で恋愛にもアプローチできるのではないでしょうか。

生涯未婚率が増えた時代だからこそ、シニアの恋愛を積極的に行うべきなのです。これは、未婚のため配偶者という名のパートナーがいないことによる孤独を解消するためにも有用なことです。