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エイジングのかきくけこ

エイジングのかきくけこ厚生労働省の基準にのっとると、高齢者とは「65才以上」ということになります。「高齢者の医療の確保に関する法律」では、前期高齢者を「65才~74才」としています。世界保健機構(WHO)の定義でも65才以上を高齢者としています。この年齢で「高齢者」扱いされることに違和感を覚える人もいるでしょう。一方、雇用関係の法律では「55才以上」を「高年齢者」、「45才以上」を「中高年齢者」としています。

シニアとはいくつからなのか?

日本では古くから長寿を祝う習慣があり、60才を「還暦」、70才を「古希」などと呼び祝福します。「還暦」は干支が60年でワンサイクルとなっているため、ひとまわりしたという意味でそう呼ばれます。暦の想定以上に長生きしたことになります。

古希」は杜甫の漢詩「曲江」に「人生七十、古来稀なり」とあることによります。「70才まで生きる人は、昔からめったにいない」という意味ですので、当時は70才は超長寿だったのでしょう。ちなみに、還暦の倍の年齢の120才を「大還暦」といい、250才を「天寿」と言います。

では、「初老」はいくつでしょう?多くの人が、60才、65才くらいをイメージするのではないでしょうか?実は、40才のことです。古代には40才ころから「老」の仲間入りをしていたことがわかります。尚、50才を「中老」と呼びます。バイアグラを必要とする人が増えるのはこの年代からですので、確かに「老」が始まっているのかも知れません。

シニアも曖昧な言葉です。一般的には定年退職後の年代をさしますが、ハローワークなどでは「55才以上」の求職者を「シニア」と呼び、プロゴルフの世界では「50才以上」を「シニア」としています。40才を初老とした古来の呼び名に合わせれば、40才以降をシニアとしても良いかも知れません。いずれにしても、多くの人が「老化」を最初に感ずるのは「40才」。ホルモンバランスも崩れ始めて、更年期などの症状が出始めます。

シニアのためのかきくけこ

自分が「シニア世代になった」と感じ始めたら、大切にしたい「かきくけこ」があります。「か」は感動すること、「き」は興味を持つこと」、「く」は工夫をすること、「け」は健康であることです。そして、「こ」は恋をすること。「老い」を感じ始めるころに、誰もが考えなければならないことです。

加齢とともに「感動」や「興味」がなくなりますが、心震えるような感動や発見が脳に刺激を与えて活性化させます。また、さまざまなことに慣れてしまい、工夫をしなくなるのも「加齢」現象。健康を損ないやすくなるのもシニアの特徴です。「恋」の忘れてしまうのもシニア。恋のときめきはあらゆる感動の中でも最も熱いものです。シニア世代にとっての、アンチエイジングの鍵とも言えます。自分がシニアだと感じたら、「恋」をしましょう。

シニア世代に大切なのは、心を熱く燃え上がらせること。心の動きが若々しさを作ります。「かきくけこ」を大切にしつつ、恋をしましょう。