TOP  >  シニアの恋愛効果とは?  >  恋をすることの大切さ

恋をすることの大切さ

誰かの愛を感じている人、誰かに恋をしている人は、そうでない人より長生きすることがわかっています。この効果は非常に大きく、遺伝的な要素、食生活やライフスタイル、薬などの効果よりも大きいとさえ言われます。

親との関係が、病気に与える影響

1959年代に、アメリカの大学で始められた実験では、何と35年かけて調べています。まず、健康な男性に、両親との関係を「親密で温かい」から「ぎこちなくてよそよそしい」までの数段階で評価してもらいました。そして、35年後に追跡調査したところ、母親との関係が冷淡だった人の91%が、中年になって重い病気にかかっていました。母親と円満だった人は、病気になったのが45%にとどまり、倍の開きがありました。

父親との関係についても同様の調査を行いましたが、ほぼ同じような傾向が出たということです。母親とも父親ともどちらとも冷ややかな関係の人は、100%が重い病気にかかっていました。親との関係と、病気になりやすさとの間に強い因果関係があるということがわかりました。

妻に愛されている人ほど、病気になりにくい

アメリカの別の大学では、十二指腸潰瘍の病歴のない人について、5年間の追跡調査を行いました。「妻に愛されている」という人のグループと、「愛されていない」というグループでは、「愛されていない」グループの方が十二指腸潰瘍の罹患率が3倍以上高いという結果になりました。

また、別の調査でも狭心症について1万人の調査を実施したところ、「妻に愛されている」という人は明らかに罹患率が低いという結果がでました。

親との関係や妻との関係が、すべて病気と関係するわけではありませんが、「誰かに愛されている」と感じている人ほど、病気にかかるリスクが低いと言えるようです。

結婚生活を続けている人は、独身の人や、死別や離婚でシングルになった人よりも長生きで、ほぼすべての病気において死亡率が低いということも確認されています。パートナーを持つことが、健康や長寿とも関係があるということです。

愛されること、パートナーがいることがアンチエイジングにも大切であることがわかっています。シニア世代が、恋愛をすべき理由がここにもあります。